こころ穏やかに

統合失調感情障害 アラサー男性のひとりごと

精神疾患を持つと苦しむ「生産性」のない日々

どうもむらかみです。

 

今日は生産性について思うことがあったので記事を書こうと思います。

 

まず、自分は統合失調感情障害という精神疾患を抱えています。

調子の良いときは料理ができたり外にでたりすることができますが、悪いときは1日中ベッドの上なんて日もあります。

 

そんな自分と向き合うことに疲れてしまい、気分がかなり落ち込んでしまっていました。

 

外へでなくても、人と関わらなくても、お金を稼ぐ方法はないだろうか。

そんなときに思いついたのはクラウドソーシングサイトを利用することでした。

 

これなら精神疾患をもっていても、納期通りに仕事をしっかりできれば成り立つだろうと。

 

思いついたら行動していました。あるサイトに登録し片っ端から仕事を申し込んでいきました。そうするとあるクライアントさんから1件、仕事をもらうことが出来ました。

 

仕事内容については伏せますが、自給に換算すると200円くらい。

報酬としては外食でちょっと贅沢出来るくらいの金額でした。

 

仕事を無事に納品し、報酬が支払われると何とも言えない達成感を味わいました。

 

金額からすると会社員時代に稼いだものとは雲泥の差ですが、病気になって以来、久々にお金を稼いだというこの事実は特別なものとなりました。

 

ここで自分なりに気付いたことがありました。

お金を稼ぐことが全てではないが、やはり仕事は達成感を感じる事が出来ることなのだということです。

 

 

こんな話があります。

スコップで穴を掘って埋めて、また掘って埋める。こんな同じ動作を繰り返していると人間は気がおかしくなるという話です。

 

病気の自分と重なるところがありました。

病気で出来ることが少ない。情けない。病気を治したい。治すことができない。どうすればよいのか、悩むばかり。

同じところをぐるぐるループしています。

気が狂っていきます。

 

そこで別の行動を起こした自分がいました。

行動を起こしているときの自分は夢中で、報酬を得たときは達成感を感じたのです。

 

仕事とは、生産性を感じる事ができる良いものだなと思いました。

 

まだまだ体調は安定しないけど、一歩ずつ。

 

いずれは社会復帰しようと強く思ったむらかみでした。